吉原遊ぶには幾ら必要かというと、お店によって料金がピンキリで1万円代〜10万円近くと様々だ。
大まかに料金ごとに格安店・中級店・高級店と分けられる。
しかし値段も時間もお店によってまちまちで、いまいち明確な基準がない。
例えば高級店で65,000円を支払う場合でも、110分のお店があったり、120分のお店があったりする。
この10分の差は何なのだと、いつも不思議に思う。
格安店などでも60分のお店があったり、70分のお店があったりする。この10分の違いで何ができるかというと別に何も変わらない。
遅漏の人には良いのかもしれないが。
中級店などはもっとややこしい。お店によっては大衆店と呼んだり、スタンダード店と呼んだりもする。価格帯も2万円後半〜5万円近くと様々だ。5万円までいくと高級店と呼んでも良い気がする。
ただし高級店には他と明確に違う点がある。
料金が“入浴料”表示になっている。高級店ではこの“入浴料”の他に、“サービス料”を支払わなければならない。だから何も知らずに“入浴料30,000円”という表示を見て、嬉々として3万円を握りしめお店に行くと恥をかくことになる。実際は入浴料30,000円とサービス料50,000円の総額8万円支払わなければならない。
このサービス料はホームページを見てもどこにも載っていない。一般的には入浴料金の2倍くらいがサービス料金となるが、これも明確に基準がない。
まあお店に電話すれば総額料金を教えてくれるので確認すれば問題ない。
しかしなぜこんなややこしい事にしてるかと言うと、吉原のシステムとして建前上はお風呂屋さんという事になっている。お客はお風呂に入るために、お店に入浴料を払うのだ。そして中で女性が体を洗ってくれる。この先は自由恋愛に発展する場合もある。それをサービス料として女性に支払うのだ。
お店はあくまでお風呂屋さんであって、中で客と女の子が何をしているかは関知しないというスタンスなのだ。
ここまでは納得できた。じゃあ格安店や中級店はどうなのだ?という話になってくる。最初から総額料金表示になっている。
このあたりの矛盾にいつもモヤモヤする。
ちなみに2時間で8万オーバーの超高級店も存在する。こういうお店はまずお店に入浴料を支払い、中で嬢とご対面してからサービス料を嬢に直接手渡しする場合もある。
一昔前に将軍というお店が存在したが、確か10万円くらいだったと思う。私は部屋借りで利用させてもらった事があるだけで、実際に行った事はないが。
この将軍というお店は女の子の写真も出勤表も何も載せていなかった。お客様の希望に添った最高級の女性を紹介するという自信満々のお店だったが・・。
まさに殿様遊びのようなお店である。
まあ倒産したということは時代に合っていなかったのだろう。
現在では写メ日記やXを頑張っていないと厳しいだろう。
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