若人よ、ソープへ行け!!

「ソープへ行け!!」の決め台詞で有名なハードボイルド作家の北方謙三さん。

たまにテレビなどにも出演されていた人気の作家さんである。

コワモテの風貌から歯に衣着せぬ発言で、世間の悩みや不安をズバリ一刀両断する。

そしてうじうじ悩んでいる若者には、二言目には「ソープへ行け!」と厳しくも優しく諭すのだ。

そもそもこの「ソープへ行け!」はいつ頃から発言し出したのか?

ホットドッグプレスという週刊誌の中で、人生相談で若き男子たちの悩みに北方謙三が答えるというコーナーがあった。

そこで童貞の男たちがウジウジ悩みを相談するのだ。

そして北方先生は「くよくよ悩むくらいなら、さっさとソープへ行け!」と一刀両断するのである。

他にも 【川崎駅でタクシーに乗ったら「堀之内!」と叫べ!】 など面白回答を連発する。

そういう経緯から北方謙三と言えば「ソープへ行け!」が代名詞となった。

しかし後年、連載末期に担当者が調べたところ、「ソープへ行け!」というセリフは4回しか言っていなかったらしい。

どうも「ソープへ行け!」という言葉のインパクトが強すぎて一人歩きしていたらしい。

ただし、Hot-Dog PRESS』2001年3月26日号の「北方謙三大特集」には「59回」言ったとの集計もある。

そして北方謙三氏自身はソープへ行ったのは1回しかなかったらしい・・。

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